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鎌ケ谷総合病院 公式ブログ 病院ニュースや医療情報をお届け!

鎌ケ谷総合病院(千葉県鎌ケ谷市)の公式ブログです。イベント情報から医療マメ知識まで色々発信中です

日本の医療技術を世界に発信~山本病院長が海外医療機関との橋渡し

鎌ケ谷総合病院は2014年10月より経済産業省が国内医療機関、企業と連携して行う医療国際化事業に協力。
現在はインドネシアの首都ジャカルタの中核病院であるオムニ病院(Omni Hospitals Pulomas)と連携し、山本院長が現地医療従事者への教育活動や日本式化学療法の導入実証を進めている。

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オムニ病院で行われた講義には多くの医療スタッフが参加
 

11月28日にはインドネシアにおける手術治療の実情を把握するために、後腹膜脂肪肉腫に苦しむ患者さんの手術治療に立ち会った。後腹膜脂肪肉腫は腹部後方の脂肪や筋肉にできる悪性腫瘍で、他の器官に転移を起こす危険な病気だ。
しかし、オムニ病院には消化器がんや腫瘍治療に携わる外科医が少ないため、過去3回にわたって行われた手術では脂肪肉腫を除去しきれず再発。手術治療を諦めたという経緯がある。

今回の手術はオムニ病院と消化器外科ファジャール医師(ダルマイス・国立ガン病院 Dharmais National Cancer Hospital 所属)からの「日本の外科技術ならば腫瘍除去が可能なはずだ」という強い要望によって実現。
術前の26日には鎌ケ谷総合病院の外科医師、放射線医師が入念な術前カンファレンスを行い、現地では判定しきれなかった細部の問題を全て洗い出し、万全の体制で手術に臨んだ。

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手術にはファジャール医師と山本院長をはじめ、現地麻酔科医、看護師2名、補助員3名の合計8名が参加。
山本院長の監修のもと、ファジャール医師は危なげなく手術を進め、6時間に及ぶ手術の末に腫瘍全体の95%約5kgもの腫瘍摘出に成功。

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↑写真右が執刀したファジャール医師。

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↑4回目の手術にしてこの量の腫瘍を摘出。患者さんにとっても、執刀医にとっても過酷な手術となった。

 

 

山本院長は「少々の粗さはあるが、技術的には日本と遜色ない。環境さえ整えば、素晴らしい治療を提供できるようになるだろう。」と術後の感想を述べた。
鎌ケ谷総合病院は今後も今後もオムニ病院をはじめ、インドネシア医療機関に対して教育やアドバイスを継続して行い、日本とアジアの医療の架け橋を目指す。

 

 

鎌ケ谷総合病院 広報

住所:千葉県鎌ケ谷市初富929-6

電話:047-498-8111(病院代表)

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