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鎌ケ谷総合病院 公式ブログ 病院ニュースや医療情報をお届け!

鎌ケ谷総合病院(千葉県鎌ケ谷市)の公式ブログです。イベント情報から医療マメ知識まで色々発信中です

医療機関の上手な使い方その1~新しく正確な医療情報を得る方法~

医療情報 病院・医療ニュース

先日、インターネット上での集客が得意な『広告収入を得る事を主な目的としたサイト(今回問題になったのは大手IT企業が運営するキュレーションメディアですね)』で医師や医療従事者が作成もしくは監修した記事を無断で改変・転用したものや、医学的な根拠が全く無い情報をさも真実であるかのように公開していたという報道が一部で話題になりました。

www.sankei.com

www.yomiuri.co.jp

 

医療情報を得るのは大変!? 

インターネット検索サービスで病気について調べてみると、上記のような不確かな情報が掲載されたインターネットメディアや個人サイト・ブログが沢山ヒットしてしまい、何が本当なのかわからず困ってしまいます。かといって、医学書や各学会のガイドラインを読んだり~というのも専門職でもない限りそうそう有り得ません。

ならば書籍で!と意気込んでみても、山のような医療や健康関係の本の前で立ちすくむばかり・・・そう、正確で新しい医療情報を自力で得るのは中々手間がかかるのです(だからこそ医師や看護師という専門職がいるわけですが)。

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それならどうしたら?という話ですが・・・

確実なのは厚労省や保険医療機関が自ら発信する情報を得る事です。それらが発信する情報は、WEBサイトであったり、冊子であったり、講演であったりと様々ではありますが、有象無象のメディアからもたらされるバイアスのかかった医療情報よりも信頼性や正確性が圧倒的に高いことは言うまでもありません。

中でもおススメなのは、医療従事者が講師となっている講演への参加です。

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講演ならば第一線で活躍する医師や看護師(保健師)などの医療従事者の口から直接根拠に基づいた医療情報を得る事ができる上に、質疑応答コーナーもありますので、疑問に思っている事柄についても詳しく聞く事ができます。

「講演なら当たり前だ」と思われるかもしれませんが、思い返してみれば、医療機関の受診以外で医師や看護師(保健師)などの医療従事者から直接医療情報を得る機会は相当少ないはず。最近は様々な医療機関が健康維持管理や病気に関する啓蒙活動の一環として講演活動を行っていますので、これを使わない手はありません。

講演活動を行っている病院ならば、殆どの場合病院の公式ホームページに情報が掲載されているので、最寄りの病院のホームページをチェックするのもおススメです。また、自治体や保健所などが主催する一般向け講演も意外と多いので、市町村発行の広報誌やホームページも併せてチェックすると良いでしょう。

 私たち鎌ケ谷総合病院の場合は『公開医療講座』と題して、地元鎌ケ谷市を中心に近隣市町村の公共施設をお借りして医療従事者を講師とした講演活動や医療イベントを積極的に開催して医療情報の発信を行っています。

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その目的は次の4つ。

<1>より多くの方々に病気予防と健康維持・管理の意識を持って頂く。

<2>いざ治療が必要になった時に冷静な対応と判断ができる方を増やす。

<3>医療機関は特別な存在ではなく、生活に寄り添うフレンドリーな存在である事を知って頂いたうえで、『上手に』『適切に』活用できる環境作りを目指す。

<4>医療機関と患者が阿吽の呼吸で治療できる環境作りを目指す。

 これらの目的をお伝えすると「それは建て前で、本音は集客でしょ?」と言われる事があります。そのように見えてしまうのも仕方無いのかもしれませんが、医療機関側からすると、集客よりも少しでも多くの方に「病気治療や医療制度の理解」を深めて頂き、少しでも多くの方に「健康維持管理と病気予防に対する興味」を持って頂きたいというのが本音であり、願いなのです。

病気は患者さまご本人の協力がないと良い治療ができません。

病気予防も1人ひとりが正しい知識と意識と興味を持たねばできません。

全てはより良い治療のために。全てはより良い環境作りのために。

医療機関と患者さんが互いに手を取り合って健康を守り、病気治療ができる環境作りを目指して皆で頑張りましょう!

 

 

あ!

既に皆さんはご理解されていると思いますが、念のため補足しておきますね。

『既に何らかの症状が出ている方は必ず医療機関を受診して頂くこと』

『「元気だから医者いらずだ」という方も定期的に人間ドックや健診を受けて身体のチェックをして頂くこと』

『検査結果をしっかりと理解すること』

まずはこの3つが健康維持・管理・予防・病気の早期発見、早期治療の大前提です。

当たり前といえばその通りなのですが、ご自身の身体の状態を正確に知ることと、診察の際に専門科たる医師の見解をしっかりと聞くことが一番ですよ!

 

 

kamagayageneralhospital.hatenablog.com

 

 

 

鎌ケ谷総合病院 広報

住所:千葉県鎌ケ谷市初富929-6

電話:047-498-8111(病院代表)

イラスト素材配付元:シルエットデザイン

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